- 各ブロック内はそれぞれが正方形(厳密には台形)の100×100のメッシュに分割されているので各ブロックの西北端を起点に東西、南北それぞれに00〜99までの番号を付けます。
そして東西、南北各2桁の数字を並べてできる4桁の数字をユニット番号とします。

( ↑ 図5に示すように東京近郊は4986となります)
- ユニットの大きさは約55km四方の大きさがあり、東京23区、川崎、横浜が一つのユニットに包含され、大阪府の大部分が収まる広い領域をカバーします。
そのためユニット番号は「電話の市外局番と同様に日常生活では不要になります。(ユニットが跨っても数字に連続性があり、 境界線付近でもその点を中心とした55km四方内では同一番号は出てこないためやはりユニット番号は不要です。)
- 次に各ユニットの中を、緯線、経線に沿って用途に応じて東西、南北に10〜10000程度にメッシュ化し、 西北端を起点にして東西、南北に100等分なら00〜99、1000等分なら000〜999という風にメッシュ番号をつけ、東西、南北の順に数字を並べます。
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- 上図は東京都千代田区周辺地図にNコードのメッシュを重ねたものです。 国会議事堂は東西が575、南北が287ですからNコードは正確に表現すると
6A,4986/575-287となりますが、通常は6A,4986を省略できるため僅か6桁 で約50mの精度で表現できる事になります。これを各4桁にすると5mの
精度となり戸別にコードを割り当てる事ができます。
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代表地点
ユニット番号
札幌 |
5270 |
青森 |
5175 |
仙台 |
5180 |
東京 |
4986 |
名古屋 |
4487 |
大阪 |
4288 |
広島 |
3788 |
北九州 |
3489 |
鹿児島 |
3494 |
高知 |
3990 |
富山 |
4584 |
ソウル |
2782 |
プサン |
3187 |
ピョンヤン |
2678 |
各ユニットの大きさは約50km四方なので、ユニット番号の数字の違いから各地点間の方向や概算距離を容易に知ることができます。
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