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なぜNコードなのか
- 近年、位置情報の重要性は増加する一方です。
- 位置情報というと住所や地名、目標物による方法が一般的ですが、山中、河川敷、海岸線、海洋部といった部分ではこれらの方法は正確な位置を表現できません。
- 携帯電話による110番、119番通報が急増し、通報者の説明では時間がかかる上正確な位置を特定できないために防犯や防災面で大きな支障になっています。
- どんな場所でも正確に位置を表現しようとすると座標が必要になります。
- そのために専門家の間では緯度経度や19座標系といった座標が使われますが一般人には使い辛いものです。
- そこで、位置情報の基本である緯度経度を一般の人にも分かり易く、かつ専門的用途にも便利な形に変換しました。それがNコードです。
既存座標の問題点
- 経度・緯度は誰もが知っていますが、度、分、秒と3単位があり、60進法で桁数が多く、小数点表示で距離感覚も分かり難いため実用には適しません。
- 平面直角座標の19座標系は 局地座標 であり、交通、防災、物流等の広域目的には使えません。
- 「統計に用いる」地域メッシュコードは8等分という分割法を入れたために座標に連続性がありません。
- 紙地図の A,B,C ‥ 1,2,3 ‥ という究極のローカル座標は、地図ごとに索引が必要になり、その地図でしか使えないため汎用性が全くありません。
結局、既存のどの座標系もコンピュータ処理は可能でも人が理解し難く、人と人の情報伝達媒体としては適しません。
以上の問題点を解消させ、経度・緯度との整合性を保ったNコードが誕生しました。
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